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YouTubeの収益化の新基準を突破するために

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YouTube収益化の条件

先日(2017年7月3日)にYouTubeパートナープログラムの概要が更新されました。

それに伴い収益化条件が変更されました。

現在の収益か条件ですが、

チャンネル登録者1,000人以上

過去12ヶ月間の総再生時間が4,000時間以上

となっています。

ちなみに以前の収益化審査の条件は

1万再生

となっています。

これから分かることは、審査がより厳しくなったということ、
短期的にただ再生数を稼ぐだけではダメになったということ、
ある一定層の人に認められることが必要になったということ。

これほど厳しい条件にした背景には

YouTubeが質の低いコピペ動画、違法の動画、暴力的な動画で溢れかえっていたことがあげられます。

ある意味無法地帯と化していたのです。

そこでYouTubeは、削除祭り、一斉BAN、と一般的に言われるものを行なって、違法のチャンネルを削除していくことを積極的に行うようになりました。

しかし、いっこうに違法チャンネルは減らず、挙げ句の果てにはオリジナル動画を投稿していたチャンネルも誤BANをくらうこともありました。

そんなわけで、そもそもの収益化条件を変更することで
ふるいにかけようとしたのです。

一見、ただ収益化の審査条件が厳しくなったように見えますが、
実際は善良なクリエイターを保護するための対策だったんです。

現状の審査状況

現在の審査状況ですが

合格
顔出し系、VTuber系、実況系、超高クオリティ動画

不合格
BGM系、ラジオ切り抜き系、スピリチュアル系スクロール動画

保留
テキストスクロール動画

となっています。

全体的に見ると、オリジナリティが求められていることが分かります。
顔出し系や実況系が数多く審査を通過しているのが良い例だと思います。

また、保留になっているテキストスクロール動画についですが、
現在はグレーといったところでしょうか。

審査条件が変更される前に収益化されていたテキストスクロール動画は
現在も収益化されたままなので、基準に反しているということはないと思います。

ただ、収益化審査するときのポイントとしてオリジナルな動画かどうか
が重視されているので、スクロール動画はまだ判断がついていない
といったところなんでしょう。

もしくは懸念されているのが重複です。
基本テキストスクロールはBGMが同じである場合が多いので、それが重複して引っかかっているのではないか?
という見方もされています。

実際のところはYouTubeさんのみぞ知るところなので、確かなことはわかりませんが、
今は備えるしかないといったところでしょう。

審査を突破するために

肝心な審査を突破するための方法ですが、大きく2パターンあると思います。

・オリジナル動画で攻めてみる(顔出し動画、実況動画、VTuber等)

・テキストスクロール動画のオリジナル化

1つ目は言うまでもありませんが、既に収益化されているジャンルを攻めてみるということです。

2つ目は保留になっているテキストスクロール動画をオリジナル化です。
具体的はテキストにただBGMを加えて動画を作るのではなく、読み上げ機能を用いてみるといった具合に。

そうすれば、少なくとも重複は避けられます。

テキストスクロールに関しては収益化が続いている以上、収益化の突破口はあると思います。

諦めずに審査に挑みましょう。