収益化基準の比較(2017年:2018年)
2017年の収益化基準と現状の収益化基準をを比較します。
2017年4月〜11月:1万回再生
2018年2月〜7月 :チャンネル登録者1000人&総再生時間4000時間
となっております。
大きな変更点としてはチャンネル登録者数が条件に加わったことです。
総再生時間はすぐ突破できます。
例えば、10分動画で動画の視聴維持率が30%ぐらいだったとするならば、
1再生あたり3分の再生時間となります。
なので、1300回再生くらいされれば、
総再生時間4000時間は満たすことができます。
難しいのはチャンネル登録者数です。
ある程度ファンがつかないとチャンネル登録者数は伸びないので、
根気強く動画投稿を続ける必要があります。
収益化審査基準が変更された理由
これほど厳しい条件にした背景には
YouTubeが質の低いコピペ動画、違法の動画、暴力的な動画で溢れかえっていたことがあげられます。
ある意味無法地帯と化していたのです。
そこでYouTubeは、削除祭り、一斉BAN、と一般的に言われるものを行なって、違法のチャンネルを削除していくことを積極的に行うようになりました。
しかし、いっこうに違法チャンネルは減らず、挙げ句の果てにはオリジナル動画を投稿していたチャンネルも誤BANをくらうこともありました。
そんなわけで、そもそもの収益化条件を変更することで
ふるいにかけようとしたのです。
一見、ただ収益化の審査条件が厳しくなったように見えますが、
実際は善良なクリエイターを保護するための対策だったんです。
現在の審査状況
現在の審査状況ですが
合格
顔出し系、VTuber系、実況系、超高クオリティ動画
不合格
BGM系、ラジオ切り抜き系、スピリチュアル系スクロール動画
保留
テキストスクロール動画
となっています。
全体的に見ると、オリジナリティが求められていることが分かります。
顔出し系や実況系が数多く審査を通過しているのが良い例だと思います。
また、保留になっているテキストスクロール動画についですが、
現在はグレーといったところでしょうか。
審査条件が変更される前に収益化されていたテキストスクロール動画は
現在も収益化されたままなので、基準に反しているということはないと思います。
ただ、収益化審査するときのポイントとしてオリジナルな動画かどうか
が重視されているので、スクロール動画はまだ判断がついていない
といったところなんでしょう。
もしくは懸念されているのが重複です。
基本テキストスクロールはBGMが同じである場合が多いので、それが重複して引っかかっているのではないか?
という見方もされています。
実際のところはYouTubeさんのみぞ知るところなので、確かなことはわかりませんが、
今は備えるしかないといったところでしょう。
収益化審査を突破するために
肝心な審査を突破するための方法ですが、大きく2パターンあると思います。
・オリジナル動画で攻めてみる(顔出し動画、実況動画、VTuber等)
・テキストスクロール動画のオリジナル化
1つ目は言うまでもありませんが、既に収益化されているジャンルを攻めてみるということです。
2つ目は保留になっているテキストスクロール動画をオリジナル化です。
具体的はテキストにただBGMを加えて動画を作るのではなく、読み上げ機能を用いてみるといった具合に。
そうすれば、少なくとも重複は避けられます。
テキストスクロールに関しては収益化が続いている以上、収益化の突破口はあると思います。
諦めずに審査に挑みましょう。